「災害支援くしろネットワークの活動について」
こんばんは、お部屋直し太郎です。
先日の話!「釧路北ローターアクトクラブ」例会にて
3月22日 社会門知識委員会担当例会
釧路センチュリーキャッスルホテルにて
『災害支援くしろネットワークの活動について』
釧路北ローターアクトクラブの、活動の柱の一つである
「社会奉仕活動」の一環で、2011年東日本大震災の復興支援事業を行っています。
募金活動とフリーマーケットの売上金をもとに、
被災地でも釧路に縁の深い岩手の『いわて学び希望基金』
への寄付、そして釧路を代表して直接被災地へと
復興ボランティアに訪れている『災害支援くしろネットワーク』様への寄付をしています。
今回の例会、寄付先である『災害支援くしろネットワーク』様の
これまでの災害支援活動と被災地の状況を30次隊リーダーの釧路短期大学卒業生の坂本 美里様から説明いただきました。
2011年の震災直後より岩手県釜石市、陸前高田市、宮城県気仙沼を中心に瓦礫の撤去や遺品・遺骨の捜索活動を行なってきましたが、今年からは原発事故によって避難区域となっていた福島県南相馬市での活動を行なうとのことでした。
5年経っても未だ盛り土の工事が行われており、復興を遂げる目処が見えていないそうです。
また、福島では避難指示が解除されても、生活物品を揃えるお店がないことから無人の町として荒廃し続ける地域が多くあるとのことです。「復旧が進んでも、人が住めない」という現状があります。
また、津波による災害は私たち釧路人にとっても
現実的に考えて対策せねばならないものです。
地震によって津波が来ることが予想される場合は、それぞれが自分の身を助けることでみんなが助かるという考え方。
身内の安否を確認するため、自宅に戻り津波に巻き込まれた、
という方がものすごい人数がいたそうです。
何より、釧路は10メートル級の津波で住宅地85パーセントが浸水すると言われてます。
日ごろより、災害があったら逃げる場所を決めておく。
避難場所に行くことで、身内の安否を確認する。
(もちろん、災害時の状況では電話もつながらないため)
という防災意識の徹底が必要です。
これは釧路の私たちと町の未来のために大切なことだと思います。
この話を聞いた私たちの使命は、こうした防災意識をまわりの人に広げることだと感じます。
発表いただいた坂本美里様はじめに『災害支援くしろネットワーク』の皆さま、この度は貴重なお話をいただき、本当にありがとうございました。
先日は、高橋はるみ知事より
北海道の新フレーズとして
「その先の、道へ。北海道」が発表されました。
勢いが付いている北海道経済ですが、
新フレーズについては、雄大な北海道の一本道のイメージと、
その先には「未来や世界に向け積極的に前に進むことがイメージされている」という素晴らしいものです。
釧路では、観光庁の発表により
訪日外国人旅行者を地方へ呼び込むモデルケースとして
金沢・長崎に続き、“観光モデル都市” にもなっておりますし、
ますます、釧路、北海道の発展が望まれますね!